ドーンの「ノックは3回」といっても、何のこっちゃという方は多いと思います。1971年のヒット曲で、トニー・オーランド&ドーンというグループの「Knock Three Time」という曲です。 今から50年以上も前のヒット曲、知っている人は少ないですよね。余程、ポップスが好きか、お年を召しているかしないと...失礼。  なんでこんな昔の曲を引っ張り出してきたのかというと、ノック問題です。 わが社の皆さんは元気な人が多いせいか、会議室や応接室に入室する際、トントントンと威勢よくノックするする人が多いのです。それもトントントンと続けざまに。 中にいる側にしてみると、忙しないなあ、うるさいなあ、お話ししている最中なのに、仕事している最中なのにと、ちょっとだけイラっとする時があるのです。 何も3回も叩かなくていいじゃないか、2回でもいいんじゃない?と思っていたのです。  ある時、目の前の応接室の扉を、例によってトントントンと叩いて入室するY君の後ろ姿を見かけたので、たまたま居合わせたKさんに聞いてみました。 「ノックって3回叩くもんなの?」 返ってきた答えは、 「私はそう習いました」 そうなんだ、そう教えられるんだと、初めて知りました。 「2回じゃだめなの?」と聞くと、 2回はトイレをノックする時との答えが返ってきて、それじゃあ今までノックは2回で済ませていた自分は、トイレに入るようにして会議室や応接室に入っていたのかと、少しばかりショックを受けました。  そんな話のついでにウェブで検索してみると、有る有るノックについての話。 大勢を占めるのがこんな感じです。  2回:トイレなどの空室確認  3回:入室確認  4回:礼儀が必要とされる入室確認 ふ~む、知らなんだ。 でも、トイレが空いているかどうかは最近じゃ大抵わかるようになってますよね。あ、そうか、鍵かけてない人がいるかもしないですしね。それに数多く叩かれると、中の人も焦ってしまう。  今回はノック問題、勉強させていただきました。回数は何となく理解しましたが、叩くときはトントントンとよりトン・トン・トンと少しだけ間を置いて、扉が壊れないように軽やかに叩くといいかもしれませんね。  そんなこんなで、71年のヒット曲を思い出したわけです。「Knoch Three Time」なるほど、なるほど。そういえば「Knock on Wood」という66年のヒット曲もありました。こちらの「Knock on Wood」は、悪いことが起きませんようにという意味だそうですが。 Knock Three Time https://youtu.be/qVhFg9deXRc?si=fPSbTkm6w-z6sUHl Knock On Wood https://youtu.be/1-KWX26Dwv8?si=t7FPApPqJAQ-WYAx