当県も御多分にもれず、知事さんの非常事態宣言発令で５月一杯は不要不急の外出禁止。ワクチンの接種が行き渡るまで当分の間は危うきに近寄らずです。 そんなわけでお天気の怪しい休日は部屋の片づけなどにいそしみました。 棚の奥や押し入れの隅など、ぎゅうぎゅう押し込んであるものを引張り出しては、 いる、いらないに分けていくのですが、これがなかなかはかどりません。 思いもよらぬものや懐かしいものが出てくるたびに手が止まってしまうのです。 あれまあこんなものがとか、なんでこんなのとっといたんだろとか、いちいち作業中止です。 丸いお菓子の缶が出てきて、ガサガサ細かいものが入っているような音がするので 空けてみるとお宝発見。グリコのおまけがざっくざくです。 そういえば、以前にも見つけて、これは取っておこうかと再びしまい込んだのを忘れておりました。 缶の中に入っていたグリコのおまけは、どれも遊び尽くしてどれも元通りの姿をとどめていませんが、ひとつひとつが懐かしいものです。 おそらく昭和３０年代はじめの頃のものでしょうか。 男の子向けのトラックや特急電車、カメラなど、女の子向けのピアノやお台所用品など、 当時の世相がよくわかります。 今のお子さんたちでしたら、全く興味をひかないようなものばかりですが、 当時はこれで十分楽しめたのでしょう。 雨の日の片づけは捗りません。 一度出したものをもう一度元の場所に戻してやり、終了です。 社内の整理整頓のようにはうまくいかぬものです。