
本日は社内治具として弊社の技術開発のMさんに製作してもらったカスタネットを紹介したいと思います。 この治具は電線同士が平たく接着してある状態から先端に切り込みを入れて裂けやすくするための治具となります。 なので、残念ながらカスタネットではなく音でリズムをとることもできません。 この治具を作る経緯は前述したフラットケーブルの先端加工をする際切り込みをハサミ等で一本一本入れていたのですが、数もあるのでこの作業を一気にできないかという安直な考えが発端でした。 この電線の先っちょを一気にバァ~っとバラバラになるようなやつ作ってとお願いをして、何回か試作ののちこのカスタネットが誕生しました。 これから現場で使っていろいろ改善点が出てくるんだろうなとも思っていますが、Mさんまたよろしくお願いします。 非常に漠然としたお願いから具現化するまでに現場に来て作業を確認してくれたりインタビューをしてくれたりと、治具の成果物と現場とのコミュニケーションもとってくれたMさんに感謝です。 治具でも製品でも使う人、後に触る人の事を考えてそれを具現化するには知識や能力もそうですが気持ちも大切だなと感じています。