最近、珈琲にハマっております。 過日、職場のH.Sさんが、銀色に光る重厚なポットを会社に持参し、それを使って昼休みに珈琲を振舞ってくれたのです。 銀色ポットにお湯を入れて十分に温めます。 温まったらお湯を捨て、空になったポットに珈琲の粉を投入し、そこへ新たなお湯を静かに注ぎ入れます。 それを優しく撹拌した後、ポットに蓋をします。 その蓋が変わっています。蓋の中央に細長い銀色の棒が直立しているのです。 あたりに立ち込める珈琲の良い香りに包まれて待つことしばし。 頃合いを見てH.Sさん、蓋の上に直立する細長い棒の先端に指を添えると、静かに丁寧にそうっと下へ下へと押し込んでいきます。 銀色棒をポットの中へすっかり押し込んでしまうと、両の手でポットを持ち上げて、先に準備したカップへ蠱惑的な琥珀色の液体を注ぐのです。 何かその一連の動作を見て、そうして淹れてくれた珈琲をいただいたことで、何か心落ち着くものを感じました。 その日以来、H.Sさんを珈琲道の教えを乞う師匠として仰ぎ見ることとなりました。 珈琲って飲んでも美味しいですが、珈琲を淹れる行為やその間に辺りを漂う香りなど、気持ちを切り替えたりするのにはとてもいいものですね。 ちなみに、H.Sさんが職場で振舞ってくれた珈琲の淹れ方はフレンチ・プレスというのだそうです。 それに使う例の細長い銀色棒がついたポット、もちろんその日の内に某大手通販サイトでポチっといたしました。 そうそう、職場の事務所内に「福カフェ」始めました。弊社へ来社の折にご所望いただければ、珈珈琲をサービスさせていただきます。 初心者ですから、保証付きとは言えませんが、香りだけはホンモノです。