弊社で制御盤を制作しているというのは何回か紹介させていただいていますが、 制御盤といっても機械の内部に埋め込むもの、機械の側面に取り付けるもの、 機械とは別の場所に自立して置くものなど、様々なタイプがあります。 自社内で制作可能な大きさのものであればどんなタイプでも作らさせてもらっています。 そんな中で、自立タイプの盤の場合、実際の工場では地面や工場専用のフレームに固定していくものがありますが、 さすがに弊社の床に固定することは難しいので、枕木を取り付けて安定させたり、ちょうどいいサイズのパレットに載せたりして 安定と移動のしやすさの両立をはかっています。 制御盤は組みあがると結構な重量になるので移動も大変です。 そこで、ハンドリフトを使用して移動するのですが、先に紹介した枕木を取り付けている場合、枕木同士の間隔がどうしても狭くなってしまい、 パレットを動かすときに使っているような一般的なハンドリフトだと上手く爪が刺さらず移動できないという問題が発生します。 その問題解消のために、頑張ってくれている存在が写真のハンドリフト。 一見何の変哲もないハンドリフトですが、通常使うサイズより一回り小さく、爪の幅も狭くできているため狭い間隔の場所にも上手くフィットしてくれます。 普通?のハンドリフトの幅が520㎜でこの子は400㎜以下になっています。 重量も軽く小回りも利くため運送会社さんのドライバーさんも弊社の荷物運搬の際、貸してほしいといってトラックの荷台に上げて荷台上での移動で活用してもらっています。 小さくてかわいい力持ちのハンドリフトは社内でもドライバーさんにも大人気です。