共同研究開発
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タンパク質分析装置「AC-CIEF」
エースバイオアナリシス株式会社の代表取締役もあり薬学博士でもある志村清仁先生と共に、2013年頃に開発に携わっているのがタンパク質分析装置「AC-CIEF」です。
このタンパク質分析には、医薬品投与患者の動体分析やタンパク質に由来するドーピング検査、新規のバイオマーカーの開発などタンパク質の研究の未来に大いに貢献できるものと思っております。
「AC-CIEF」はキャピラリー等電点電気泳動を利用したタンパク質分析で、逆U型のキャピラリーの中でタンパク質を移動させ、等電点の違いによりタンパク質を分類・検出するものです。
プラスの陽極液は電機伝導検出器の調整より計測結果の正確性を保つことができるようになっています。末端にあるマイナスの陰極液との間でタンパク質は、独自の等電点において動きを止めます。その等電点を測定することによりタンパク質の種類を特定することができるのです。
「AC-CIEF」では、更に等電点マーカーを使用することにより、別のデータも測定できるようになっています。志村先生が開発した、すでに等電点が明らかな標準物質であるペプチド等電点マーカを用いることにより何処にどのような pH 勾配が生じているのかを知ることができます。
「AC-CIEF」は開発中でありますが、エースバイオアナリシス(株)でCIEF 受託分析を受け付けております。
詳しくはエースバイオアナリシス(株)のホームページをご覧ください。