天候が目まぐるしく変わる時期です。 今日も、暖かな朝でしたが夕方からは雪マークの予報。 こうした気候も花の咲き誇る春への前ぶれなのでしょう。 弊社のある地区を福島市では信夫地区いいます。 信夫地区で花見と言えば城山。 この地の読み方では「しろやま」と読まず「じょうやま」 その名の通りお城のあった山です。 歴史はずいぶん古く鎌倉室町あたりからあったようです。 片倉小十郎景綱の居城であった時期もあります。 歴史好きの方は片倉小十郎をご存じでしょう。 そうです、伊達政宗の片腕、名参謀です。 漫画では結構イケメンの武将です。 さてその花見の名所、城山。 最近知ったのですが、ずいぶん昔から金や銀の鉱山でもあったようです。 あちらこちらに鉱山や精錬場の名残が残っているようです。 先日、良いお天気に誘われて城山一周の散歩に出かけました。 裾野をぐるりと一回り、２、３キロはあるでしょうか。 東側から時計回りに歩いて、山麓西側の集落に差し掛かると、 今まで気が付きませんでしたが、神社発見。 鳥居前の大きな石柱には「郷社八幡神社」と刻んであります。 こんなところに神社があったんだと、鳥居をくぐりました。 驚きです。岩むき出しの急な崖です。 小さな立て札に、「左男道・右女道」と記されています。 どうやら、左のルートを取ると険しく、右はやさしいのでしょう。 立て札の前で崖の上をしばし見上げましたが、今回は撤退。 次の宿題にと戻ってきました。 帰宅して調べてみると地図には「黄金八幡神社」としてあります。 城山がかつて鉱山であったことと何か関係があるのかもしれません。 城山の頂上近くには古墳の跡もあります。 古墳、お城、鉱山など、この地区の様々な歴史の跡が見て取れる城山。 来月は桜でピンクに染まります。